脳を移植した

 今年のマシンには新しい無線回路を載せようとおもったけど、面倒くさいのでグリフォン の脳を移植することにしました。ただ、電池の種類が3つ必要なので、2つにするように改良を加 えることになりました。また高松さんのお世話になります。今年で高松さんは卒業してしまうので 来年はどうなるのでしょう。
 移植はだいたい終わりましたが、基盤をよくみると線が取れかけていたりして手を加えたせいか 、電波の届く距離が短くなったようです。マシンが離れると暴走してしまうので困っていたら、島崎氏が
 「コンデンサーをモーターにつけると少しはよくなるよ。」
とアドバイスをしてくれたので、さっそく付けてみたら少しましになりました。でもグリフォンのと きほどは電波が飛ばないようで、どうしたものかと頭を悩ませてしまいます。
 ところで新しいマシン「mirage」の性能のほうですが、スピードは以前よりあるようです。電源を 6Vから6V並列にしたところ、駆動モーターにかかる電圧が上がったために速くなったようです。速 くなった理由は他にもあって、タイヤをオンロードのラジコン用のものを使用したので、タイヤ径と 床との接触面積が増えたことが考えられます。ただタイヤのグリップが足りないためか、空回りして しまうこともあります。グリフォンより性能が上がったように思いましたが納得いかないところもあ りました。例えば右タイヤを前進、左タイヤを後進させるとマシンはその場で反時計回りに回転する はずなのに、左タイヤはまわるけど右タイヤは動かないのです。はじめは回路的な問題かと思いまし たが、タイヤを浮かせて回してみると見事にタイヤが回るのでした。これはタイヤの床との接触面積 がふえたために摩擦が大きくなったのが原因と思われますが、違う理由も考えられるのでこれから対 策をねらなければなりません・・・。